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2013.06.20 (Thu)

アミノ酸について

やっと梅雨らしい天気になりましたね。
今日は涼しいので過ごしやすいですが、来週からはまた30℃近いらしいので体調管理には十分気を付けてくださいね。


今日はアミノ酸のお話です。

アミノ酸って何ぞやと。
先日のブドウ糖と大まかなところは一緒です。

アミノ酸は、タンパク質を小さく小さくしたものです。

タンパク質といえば!そうです、みんなの大好きな肉や魚、卵、大豆です。
これらが口から体の中に入って、胃で分解されて、小腸で分解されて、アミノ酸になります。
で、同じように血管に吸収され、血液の流れに乗って、アミノ酸は肝臓に運ばれます。

ブドウ糖はここで「エネルギーの材料になる」のですが、アミノ酸はまた役割が違います。

アミノ酸は、主に「体を作る材料になります」。
人間の体はたくさんの細胞が集まってできています。
この細胞たちは主にタンパク質から出来ています。
つまり、体の中でタンパク質を分解してできたアミノ酸は、体の中でもう一度タンパク質に合成されるのです。

ここで面白いお話。

「コラーゲンを食べると次の日はお肌がぷるぷるのつやつやになる」なーんてよく聞きます。

気のせいです(^ω^)

コラーゲンはタンパク質ですので、コラーゲンを食べたところで体の中で分解されてアミノ酸になるだけです。
そこから再びコラーゲンになるのでしょうか?
100%コラーゲンになるとは言えません。
筋肉になるかもしれませんし、髪の毛や爪になるかもしれません。
血液の中に含まれる成分になるかもしれません。

コラーゲンは確かに肌を構成する成分です。
しかし、コラーゲンをたくさん食べたからと言って、そのコラーゲンが100%明日の自分の肌に活かされるわけではないです。

「スッポン食べたし、これで明日は綺麗になるね!!」

・・・(´ー`)

心当たり、ありませんか?
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